大然集落跡
- 2022/03/22
- 01:30

大東亜戦争末期の昭和20年 (1945年) 3月22日、雪で堰き止められた川が氾濫、一夜にして消滅したマタギの集落、大然 (おおじかり) の痕跡を巡ります。かつて大然があったのは、この辺りです。大然の地名の由来は、大鹿からきているという説があるようです。マタギの頭領はシカリと呼ばれたそうです。こちらの語源は不明ですが、 (山の理を知る) 然り、又は (未熟な若者を叱る) 叱りでしょうか。大然の地名は、マタギの頭領シカリか...
セキド石 (マタギの碑)
- 2021/10/20
- 21:36

西目屋村 (にしめやむら) にある、目屋マタギの慰霊碑、セキド石です。マタギとは、独自の戒律を受け継いだ猟師のことです。セキドとは、石塔の意です。セキド石は、ある不可思議な事故で命を失った11人のマタギを慰霊するために建てられました。陸奥の伝説という本には、次のように記載されています。マタギの塚中津軽郡西目屋村砂子瀬に、マタギ (猟師) の塚がある。これには次の話が伝えられている。むかし、この村のマタギが十...