4月21日から開催される、弘前さくらまつり。
開幕直前、昨年のさくらまつりの様子を、すべて未公開の写真でお送りします。
まつり期間中現地に行けない方も、旅行気分でご覧頂けると幸いです。
弘前さくらまつり公式サイト Hirosaki Cherry Blossom Festival Official Site
2017年4月26日、弘前市役所前、追手門交差点。

桜は満開です。

弘前市役所です。

屋上が無料で開放されています。
今年2018年も開放されるようです。

岩木山方面、屋上からの眺めです。
こちらの映像は、
ライブカメラ でもご覧になれます。

南にある追手門から園内に入り、本丸経由で北へ。
西濠にある桜のトンネルを目差します。

追手門をくぐった左にある、「前田光世君之碑」です。
前田光世は、ブラジリアン柔術のグレイシー一族に柔術を教えた、現在のMMA (Mixed Martial Arts) のオリジンです。
興味のある方は、当ブログ記事
コンデ・コマ (Conde Koma 前田光世) 生家跡 をご覧ください。

名物のチリンチリンアイス屋台です。
後味すっきりで美味しいんですが、150円に値上がりしたんですね。
今年はいくらなんでしょう。

中濠を泳ぐ、弘前公園の番人、コブハクチョウです。

羽根を痛めて飛べないため、一年中ここにいます。
訪れた際は探してみてください。

園内には野鳥がたくさんいます。
こちらはカルガモです。

杉の大橋から下を覗くと、船がいました。
乗り場は東内門の近くです。

杉の大橋を渡ると、南内門です。
先には、樹齢300年以上の松林があります。

松林では、結婚写真の撮影が行われていました。
純白のドレスが眩しいです。

本丸に向かう、下乗橋です。
ここで馬から下りるように定められていたので、下乗橋という名前です。

下乗橋の上から。
目の前にあるはずの天守は、老朽化した石垣の修理のため、70メートル移動されています。

石垣下の濠は、工事のため一時埋め立てられています。
石垣工事を見るための展望台が設置されています。

展望台へ。

記事執筆日現在、石垣の解体作業は終了しています。
写真撮影時は、解体が始まったばかりでした。

石垣のパーツすべてにナンバーが付けられています。

こちらが最初に外された石のようです。

ひとつひとつの大きさはかなりのものです。
この巨石、ブラタモリ番組内でタモリさんが動かしていました。

下乗橋を渡り、本丸に進みます。

大正3年 (1914年) に植栽された、御滝桜です。
御滝桜の名付け親は、青森市出身の版画家、棟方志功です。

天守ごしの岩木山を見るために設置された、展望台です。
カメラマンで賑わっています。

天守ごしの岩木山。
石垣修理期間限定の眺めです。

天守が小さいのは、1627年、5層6階の天守が落雷により焼失したためです。
武家諸法度により厳しく制限されていたため、元通りの再建が出来ませんでした。
1810年、幕府に櫓として申請して、やっと再建出来たそうです。

本丸から望む、岩木山です。

皆さん夢中でシャッターを切っていました。

満開の桜の下をくぐり、先に進みます。

本丸から北へ。

鷹丘橋を渡り、館神跡に来ました。
ここには、第2代藩主信枚によって建立された、館神社という稲荷神を祀った社がありました。
加持祈祷が行われる館神社への出入りは厳しく制限され、藩主や神官などに限られていたようです。

館神社の中には、御神体が納められた厨子があり、決して開けてはいけないと伝えられていたそうです。
この開かずの厨子は、明治に開けられます。
安置された稲荷神の後ろには、とんでもないものが隠されていました。
豊臣秀吉の座像です。
徳川の世に代わってしまっても、南部からの独立を認めた豊臣に恩義を感じ、秀吉を神として祀り続けたのでしょう。
この
木造豊太閤坐像 は
津軽為信霊屋 がある革秀寺に納められています。
館神跡から見た下乗橋方面。
ブームリフトが見えます。

修理中の石垣越しに、天守と岩木山を撮影しているようです。
高い所が苦手な私には無理です。

場所は変わり、明治15年 (1882年) に植栽された、現存する中では日本最古のソメイヨシノです。

樹齢135年。
きれいな花を咲かせています。

先ほどの新婚さんが撮影していました。
古木にあやかって、末永くお幸せに。

数年前から話題になっているようですが、弘前公園内に「ハートに見える桜」があるそうです。
場所を明らかにしてはいけない決まりがあるらしく、検索しても雲を掴むようにはっきりしません。
私も場所を推理してみたいと思います。
ハート……カップル……結婚……ウエディングドレス……写真……。
まったく見当がつきませんね。
現地で探してみてください。
その場所にはハート型の目印があるそうです。
北に進み、物産館前の丁字路。
名物の真っ黒いジャンボおでんこんにゃくが売っている場所です。
化学変化を利用しているらしいのですが、製法は明らかにされていません。

右側、東方面に進むと緑の相談所があり、そこには日本で一番幹周が太いソメイヨシノがあります。

賀田橋 (よしたばし) を渡ると、四の丸、出店の広場です。

焼き干し出汁の三忠食堂。
マンガ、美味しんぼの100巻でも紹介されています。

オートバイサーカス、お化け屋敷、スマートボール。
昔から変わらない、わくわくするお店が並んでいます。

護国神社の大鳥居を抜け、桜のトンネルがある西濠へ。

ブルーシートでお花見。

園内はかなりの広さです。
出店でしっかり栄養補給しながら歩きましょう。
私は大阪焼きをいつも買ってしまいます。

西濠にかかる春陽橋。
人気の撮影スポットです。

春陽橋から眺めた、西濠南方面です。
左の通りが桜のトンネルです。

長い長い桜のトンネルをくぐり抜けます。

枝がフォトフレームのようです。

貸しボート乗り場はこの先、西濠の南の端にあります。

桜のトンネル。
最高の見頃は、花びらが風に舞い始めたあたりです。

今年の桜は、どんな花を見せてくれるんでしょうか。
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