紅葉の白神ライン・くろくまの滝

未舗装ではありますが、西目屋村と鰺ヶ沢町の境界、津軽峠までは、道幅も広く走りやすいです。
急なカーブの箇所は、部分的に舗装もされています。



鮮やかな紅葉。
何とか見頃に間に合いました。



木によっては、落葉が進んでいます。
枯葉が舞う中を走り抜けます。



四兵衛林道との合流地点。



四兵衛林道は、岩木山方面、嶽温泉の近くの湯段に繋がっています。
いつか走破したいと思っていますが、ロープが張られ、通行止めになっていました。
開通する予定はあるんでしょうか。



トラノ沢林道。
地理院地図で確認すると、行き止まりのようです。



西目屋村と鰺ヶ沢町の境、津軽峠です。
弘前駅の近くにある弘前バスターミナルから、 直通バス が運行しています。
鰺ヶ沢町を流れる中村川の源流は、この近くにあるようです。



津軽峠駐車場で小休止。
建物はトイレです。



駐車場からは、白神岳を望むことができます。



空気が澄んでいます。



ブナの巨木、マザーツリーに寄り道します。



歩道から望む岩木山です。



樹齢400年以上のブナ、マザーツリーです。



樹高は30メートル以上ありましたが、2018年の台風で上部の枝が折れてしまいました。



こちらは、2015年のマザーツリーです。



現在のマザーツリーです。
枝は折れてしまいましたが、まだ生きています。



折れた枝は養分となり、他の生命を育みます。



津軽峠を越えると、道幅が狭くなります。



紅葉は終わりを迎えたようです。



案内板が現れました。



白神ラインと赤石川林道の分岐です。
左の白神ラインを進むと、深浦町、十二湖の近くに辿り着きます。
深浦町には、白神岳への登山口があります。



右の赤石川林道へ。
土砂崩れのため、2015年2月から通行止めになっていましたが、2019年8月26日、4年半ぶりに通行可能になりました。
間違いなく、ゲートが開かれています。
閉鎖されたままの林道が多い中、この日を迎えられたことに、感謝です。



道幅は更に狭く、勾配もきつく、路面は荒れています。



青岩。
緑色凝灰岩がむきだしになっています。



赤石川の流れです。



くろくまの滝駐車場に到着です。



トイレに貼ってあった注意書きです。
猿はいませんでしたが、カメムシが大量にいました。



案内図です。
くろくまの滝までは約600メートル。
徒歩15分ほどです。



装備を整え、出発です。



こちらの紅葉も終わりですね。



観光客もまばらです。



沢の音だけが聞こえます。



勾配は、だんだんきつく。



見えてきました。



くろくまの滝です。
高さ85メートル、幅15メートル。
日本の滝百選のひとつに選ばれています。
地域では、流れ落ちる水の形を観音菩薩の合掌に見立て、信仰の対象としたようです。



滝と対峙し、隙のない姿勢で一眼レフカメラのシャッターを切る写真愛好家。
お歳をうかがうと、85歳。
私もあのように成れるのでしょうか。



くろくまの滝駐車場から鰺ヶ沢町の市街地までの道は、すべて舗装されています。



そして、日本海です。



鰺ヶ沢町、中村川から望む岩木山です。
そろそろ、冬が始まります。



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