湯島天満宮の獅子頭
- 2022/01/18
- 01:06
道の駅いかりがせき「津軽関の庄」に展示されている、東京都文京区にある学問の神様「湯島天満宮」の獅子頭です。

展示されている場所はこちらです。
☞ 道の駅いかりがせき公式サイト
寄り道します。
道の駅の近く、古懸山不動院国上寺に初詣しました。
こちらは、酉年の一代様 (いちだいさま) です。
一代様とは、それぞれの干支に対応した寺社のことを言い、またそれを守り神として参拝する津軽の風習です。
※私は酉年ではありません。

古懸 (こがけ) という地名は、鬼が自分の子供を入れた嬰児籠 (えずこ、えんつこ) を松の木に掛けていたことから名付けられたそうです。
法相宗の徳一の出生地とも伝えられているようです。

各地にある多くの寺社が大同二年に創建されたことになっていますが、その創建年は徳一の活躍にあやかって後に創作されたもの、という説があるようです。

弘法大師修行像に雪が積もっていました。

避けられない事象が、重くのしかかっています。

道の駅いかりがせきです。

ここ碇ケ関には白いカラスがいると3年ほど前に話題になっていましたが、まだ健在なのでしょうか。
☞ 弘前経済新聞 青森・碇ヶ関に白いカラスの目撃情報相次ぐ 地元住民の間で話題に

獅子頭があるのはこちらの建物、文化観光館です。

文化観光館入口。
こちらが、湯島天満宮の獅子頭です。

獅子頭の由来です。

湯島天満宮様 旧社殿の獅子頭
湯島天満宮 (東京都文京区) 様は、学問の神様「菅原道真公」を祭神とする、千百年の歴史を持つ日本有数の名神社である。
毎年その霊験にあやかるための参拝者が後を絶たない。
また、数多くの歌などで知られる「白梅」がつとに有名である。
平成十三年五月、「碇ヶ関商工会」は旧社殿に鎮座していた四体のうち、二体の獅子頭をご寄贈をいただいた。
同会は村おこしとして毎年八月十四日、十五日に「碇ヶ関御関所祭り」を主催しお神輿を運行しているが、そのご指導を依頼したことをきっかけとして湯島天満宮大祭、湯島白梅祭り、文京区祭りに毎年参加を重ねてきた。
また、湯島の皆さんも「碇ヶ関御関所祭り」にお神輿指導と交流をかさねて参加された。
このたび、この十数年におよぶ「お神輿」を仲人とした、「長年親しく築き上げてきた友好の証」としてこの獅子頭をご寄贈いただいたものである。
この獅子頭は三百年以上の歴史を持ち年代的にも大変貴重なもので、「麒麟、獅子」など五つの動物が合体した非常におめでたいものである。
また、平成十三年十月当駅のグランド・オープンに際し、湯島天満宮様から「白梅」を二本ご寄贈いただいた。
こちらは当駅の庭園に記念植樹していただいたが、毎年四月には華麗な花で、本格的な春の訪れを教えてくれている。
平成十七年九月七日
全日展副理事長 西谷逸泉
このような貴重なものが、青森県の道の駅に飾られているとは驚きです。

湯島天満宮には残念ながら行ったことがありません。
湯島聖堂ならあるのですが。
近くにある神田明神には数え切れないくらい何度も行きました。
神田明神では、明 (あかり) という名前のポニーが神馬として飼われているのですが、これがとても可愛いかったんです。
私がそっと背中をなでると、決まってズボンの右裾をやさしく甘噛みしてくれました。
こういうのを馬が合うと言うのでしょうか。
長く会っていませんが、明ちゃん元気かなあ。
獅子頭を見ていきます。

向かって右がわ。
口を開けた阿形。
こちらの姿は獅子そのものですね。

凝った作りです。
かつては色が塗られていたのでしょう。
口の中に赤い色が残っています。

左がわ。
口を閉じた吽形。
こちらは麒麟か龍でしょうか。

頭部の角はまるで狛犬のようです。

参拝すると、学問の神様の霊験を得られるかも知れません。
受験生の方が実力を発揮できますように。

今年はどのような年になるのでしょうね。

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