今年も、深浦町のイチョウを見ることができました。
今回は、鰺ヶ沢町日照田 (ひでりだ) のイチョウにも寄り道しています。

幹周日本一、北金ヶ沢のイチョウの場所はこちらです。
11月30日まで、16時30分から20時30分の間ライトアップが行われています。
11月17日午後、天気は曇り。
県道30号岩木山環状線を使い、西海岸に向かいました。
写真の場所は、県道3号線葛原のバイパスです。

岩木山環状線、鰺ヶ沢スキー場の信号交差点を直進した先にある峠道です。
この辺りは細く曲がりくねっているため、車通りがほぼありません。
いつ来ても、景色を独り占めです。

鰺ヶ沢の海が見えました。
山の上にぽつんとある建物は、ホテルグランメール山海荘です。

七里長浜の海岸線と、風力発電の風車群も見えました。

オートバイで流すと心地好い道なのですが、今の季節は危険です。

落ち葉で滑りやすくなっているので、4輪でも気を遣います。

白神の森遊山道がある、県道190号線です。
ここから望む岩木山は、奇妙な形をしています。

鰺ヶ沢町深谷町黒森集落です。
8月の豪雨の影響でしょうか、道路が崩落していました。

電柱が折れ曲がっています。
早急に直さないと危険ですね。

棚田が美しい、細ヶ平集落です。
今年は、黄金色に輝く稲穂の時期に来られなかったので残念です。

魚体が金色を帯びているアユ、金アユで有名な、赤石川です。
赤石川という名は、大浦光信に討たれた鬼の血によって川の水も石も赤く染まったことに由来する、という伝説があるようです

ひとつめの目的地、日照田にある高倉神社に到着です。

津軽三十三観音の札所でもあります。

これは、大きい。

何度も横を通っているのですが、これほど大きなイチョウだとは気づきませんでした。
イチョウは、黄葉しないと目立ちませんからね。

まだ緑が残っていますが、充分見頃です。

落葉もこれから。
しばらくは見頃が続くでしょう。

樹齢800年、幹周8m、堂々たる古木です。
説明文の通り、イチョウには雌雄があります。
葉の形、切れ込み具合によっても雌雄の見分けがつくと云われていますが、それは間違った情報で、葉の形で雌雄の判別はできないようです。
☞ ウェザーニューズ「
できた時期で形が変わる? イチョウの葉の不思議」

気根がいくつも垂れ下がっています。

近くに寄ってみましょう。

横から見ても、凄い太さです。

よく見ると、こちらの聖観音、可愛いですね。

後ろに回りました。
これほど立派な大木、もっと有名でも良いと思うのですが。

見上げると、どこをどう撮って良いか分からなくなるくらいの大きさです。
日照田の大イチョウ、おすすめですよ。

五能線の陸奥赤石駅に寄り道しました。

外観はクラシックですが、中はピカピカでした。

これから向かう、深浦町の方向です。

赤石川の河口です。

時刻は16時30分を回りました。
海の向こうに、ライトアップされた大イチョウが浮かび上がっています。

あっという間に暗くなってきました。

北金ヶ沢のイチョウの1.5kmほど手前にある、折曽 (おりそ) のイチョウです。
幹周は11mあるようです。
暗かったので、車のヘッドライトで勝手にライトアップしました。

写真では明るく写っていますが、実際はかなり暗いです。

最高の見頃です。
出来れば、こちらもライトアップして頂きたいです。

ここ折曽関は、鎌倉幕府滅亡の一因とされる「安藤氏の乱」の舞台です。
☞
ADEAC 新編弘前市史 通史編1(古代・中世) 北方の蝦夷の乱折曽のイチョウの近くにある、関の甕杉 (せきのかめすぎ) は、その戦で亡くなった者達を弔うために植えられたそうです。
☞ 当ブログ記事「
垂乳根のイチョウ・関の甕杉 2019」

重厚な歴史物語の現場、それも観光資源として有力な巨木が2本もあるのに、これではもったいないと思います。
ちなみに、鎌倉幕府最後の残党が籠城した山城「持寄城」は、弘前市にあったようです。
☞ 当ブログ記事「
メノコ館の女蝦夷」

17時、北金ヶ沢のイチョウ、到着です。
ライトアップされた姿を実際に見るのは初めてですが、これは見惚れますね。
手放しでおすすめできます。
間違っても、プロジェクションマッピングやレインボーカラー等の偽物の色で染めないで頂きたいです。

幹周22m、紛うことなく、日本一の大イチョウです。
横綱を目指す力士の方、ぜひあやかりにいらっしゃってください。

大きさが伝わるでしょうか。
もはや、木という存在を超越しているかのような姿です。

今年は、例年より葉が多く感じます。
この葉の向こう、木の根元に小さな祠があるのですが、

現在は立ち入りが出来なくなっています。

こちらも通行できなくなっていました。
樹勢を守るためには、仕方ありません。

真横にある神社には行けます。
イチョウのトンネルをくぐり抜けます。

神社です。
かなり老朽化しています。
建て替えが必要なら、賽銭箱だけではなく、説明文付きの大きな募金箱を設置してはいかがでしょうか。

大イチョウの幹です。
とんでもなく太いのですが、写真では伝わりませんね。

日影にある葉は、まだ緑色です。
落ち葉もわずか。
見頃はこれからです。

出店は、こちらのお店だけでした。

海鮮おやき500円を買いました。
悪くないんですが、もう少ししっとりした方がわたしは好きです。
弘前さくらまつりの大阪焼きのように、卵を入れたらより美味しいのでは、と思いました。

上から見下ろした、大イチョウです。
大きすぎて、民家が小さく見えますね。
樹高31mは、10階建てマンションと同じくらいの高さです。

今年も来ることが出来て、ほっとしています。
来年も来られますように。

五能線北金ヶ沢駅に寄り道です。
こちらの駅舎は、昨年建て替えられています。
以前の駅舎の様子は、リンク先の記事でご覧ください。
☞ 当ブログ記事「
北金ヶ沢駅舎」

イチョウのモニュメントが飾られていました。

小さくて、落ち着く駅舎です。

ホームからは、ライトアップされた大イチョウが見えました。
8月の豪雨の影響で運休が続く五能線。
完全復旧が待ち遠しいですね。
☞
JR東日本 五能線 運行情報・運休情報
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