西こぎん展
- 2022/12/04
- 21:45
保温性と耐久性を増すために編み出された津軽地方の刺し子 (刺繍) 技術、こぎん刺しの展覧会です。
今回は、本物の古作こぎんが展示されています。

開催場所はこちら、西目屋村の道の駅、津軽白神です。
開催期間は、3月9日まで。
時間は、9時から16時までです。
☞ 道の駅津軽白神 公式サイト
すっかり冬景色になりました。

数日前までは快適な陽気だったのですが、

あの日々が、まるで夢だったかのようです。

上の写真のコゲラは、それっきり見かけていません。
他の生き物たちも、どこに行ってしまったのでしょうか。
雪に、猫の足跡が残っていました。

道の駅津軽白神です。

コーヒーの焙煎工場、ワイナリー、モンベルショップ等、盛りだくさんの道の駅です。

来年2023年は、白神山地がユネスコの世界自然遺産に登録されてから30周年だそうです。
この世界遺産登録は、当時の自然保護運動がなければ成し遂げられなかったものです。
以下の記事に経緯をまとめていますので、よろしければご覧ください。
☞ 当ブログ記事「青秋林道」

入り口にこぎん模様のパネルが飾られていました。

館内は、コーヒーの香りが漂っています。

西こぎん展は、2階です。

入場は無料です。

会場は広くありませんが、様々な作品が展示されています。
ほんの一部をご紹介します。

メインの展示物、古作こぎんの着物です。

驚くほど、保存状態が良いです。

大切に保管されていたのでしょう。

ズボンの一部でしょうか。
これほど手の込んだものは、使うのがもったいない気がします。
ケブラーの糸で編んだら、オートバイ用に最適だと思いますが、相当高くなってしまうのでしょうね。

現代のこぎん作家さん達の作品です。

コロボックルのサンタクロースでしょうか。
こぎんがまるで、ノルウェーのハーダンガー刺繍のようです。
たぶん、このままでも世界に向けて売り出せますね。

きのこのリースです。

こけしです。
わたしはこぎん刺しをやったことがありませんが、とんでもなく高度な技術であることは想像できます。

ぬいぐるみもありました。

展覧会のあいさつです。
こぎんは、200年ほどの歴史があるようです。

こぎんが実用品として使われていた時代の写真が展示されていました。

村市にあった、岩木川を渡る吊り橋です。
こぎんの着物を着た夫婦が、炭を背負って渡っています。

目屋美人です。
昔、「相馬おとこに目屋おなご」という言葉があったと聞いたことがあります。
働き者なので、結婚相手に最適という意味合いがあったようです。

会場を後にしました。
柵がこぎん模様です。
凝ってますね。

こぎん模様をモチーフにした、商品が展示されています。

これらは、1階にあるモンベルショップで購入できるようです。
こぎん刺しの入門キットのようなものもありましたよ。

恒例の目屋豆腐は、まだ販売されていませんでした。
レストランでは、期間限定のメニューもあるようです。
くまそば、ミニくま丼は、西目屋村で捕獲されたツキノワグマの肉が使用されているそうです。

会場で配布されていたフライヤーです。
裏面に記載された、関連施設を以下に記します。
☞ 佐藤陽子こぎん展示館 弘前市真土 入館料500円要予約
☞ ゆめみるこぎん館 Instagram 弘前市高屋 入館料1000円要予約
☞ あおもり北のまほろば歴史館 企画展「藍をまとう」 3月12日まで 青森市沖館 入館料310円

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