その後の中村川橋梁
- 2023/01/22
- 01:34
2022年8月の豪雨の影響で、折れ曲がってしまったJR五能線の鉄道橋です。
速やかに修繕工事が進められ、同年12月23日に全線の運行が再開されました。

場所はこちら、中村川踏切の真横です。

訪れたのは、1月19日。
修繕工事は、まだ半ばでした。
この日は、ポンプ車を使って橋脚の基礎に生コンが打たれていました。

こちらは、修繕前の写真です。
濁流によって河床が洗掘され、橋脚が傾き、線路が折れ曲がっています。

現在の線路です。
きれいに直されています。

40mほど下流にある歩道橋、新富橋です。

新富橋から見る、現在の中村川橋梁です。

こちらは、修繕前の姿です。
左側の橋脚が傾き、線路が沈み込んでいました。

現在は、線路の水平がきっちり取られています。
でも、どこか違和感があります。

こちらは、右側の橋脚です。
これが本来の姿です。

左側の橋脚です。
傾いた橋脚と線路の間に、角度と高さを合わせたコンクリート部材を挟み込んで固定しています。

上流側から見た橋脚です。
このままの傾いた状態で、基礎を固めるようです。

予算を掛けないで修繕するために執られた措置なのでしょう。
強度計算は問題ないのでしょうが、こんなの見たことないです。

手前の橋脚と見比べると、角度がかなり違います。
これは凄い。
五能線の見所がまた増えてしまいましたね。

上流に移動します。
左の大きな建物は、鰺ヶ沢病院です。

鰺ヶ沢病院の向かいにある、中村川ふれあい公園です。

中村川の向こうには、岩木山。
この場所から見る岩木山は、弘前城から見える岩木山と鏡映しです。

塀には、豪雨で流れ着いた木の根がそのまま残されていました。
鰺ヶ沢町では、豪雨の被害はまだ過去になっていません。

鰺ヶ沢海水浴場に来ました。

真冬の海水浴場。
当然、人っ子一人いませんでした。

海水浴場は、鰺ヶ沢漁港に隣接しています。
こちらもひと気がありませんでした。

日本海は、錆納戸色です。

海鳥が身を寄せ合っています。

浜辺に向かう足跡はわずか。

砂浜と雪の境界です。

その境界はまだらで、近づくほどに曖昧になっていきます。

わたしの足跡は、

波に呑まれ、

やがて消えゆくでしょう。
それが自然の節理なら、そうあるべきです。
幸いなことに、まだ時間はあるようです。

この場所からは、岩木山がはっきりと見えました。

【楽天市場】 毎日更新 タイムセール 時間限定でお得 最安値に挑戦
【Amazon】 人気の商品が日替わりで登場 毎日お得なタイムセール
【Amazon】 David Crosby [FOR FREE] YouTube
スポンサーサイト